コンペ幹事にとって、景品選びの前に立ちはだかる最大の壁が予算計算です。
「景品にいくらかけていいのかわからない」
「予算オーバーしたらどうしよう」
「足りなくなったら最悪…」
こんな不安を抱えている幹事さんに向けて、参加費から景品予算を逆算する方法をわかりやすく解説します。
まず知っておきたい「コンペのお金の流れ」
景品予算を考える前に、コンペ全体のお金の使い道を把握しましょう。
コンペの支出は大きく4つ
- プレー費:ゴルフ場に支払うグリーンフィー・カート代
- 飲食費:ラウンド後の懇親会・パーティー費
- 景品代:表彰式で渡す各賞の景品
- 雑費:のし紙、景品袋、ニアピンフラッグ、印刷代など
参加費はこの4つをカバーするために集めるものです。プレー費と飲食費が確定すれば、景品に使える金額が自動的に決まります。
景品予算の逆算方法|3ステップで計算
ステップ1:参加費の総額を出す
まず、参加費×参加人数で収入総額を計算します。
例:参加費15,000円 × 20人 = 300,000円
ステップ2:プレー費・飲食費・雑費を引く
ゴルフ場から見積もりをもらい、プレー費と飲食費を確定させます。雑費は1,000円〜5,000円ほど見込んでおけば十分です。
例:
– プレー費:10,000円 × 20人 = 200,000円
– 飲食費:2,000円 × 20人 = 40,000円
– 雑費:5,000円
支出合計:245,000円
ステップ3:差額が景品予算
300,000円 − 245,000円 = 55,000円
この50,000円が景品に使える総予算です。
景品予算の配分方法|「傾斜型」が基本
景品総予算が決まったら、次は各賞にどう配分するかを決めます。
おすすめは傾斜型の配分
上位に予算を厚く、下位に向かって薄くする「傾斜型」が最もバランスの良い配分です。以下は、総予算55,000円・参加人数20人の場合の配分例です。
| 賞 | 予算 | 景品の例 |
|---|---|---|
| 優勝(1位) | 15,000円 | 高級カタログギフト |
| 準優勝(2位) | 8,000円 | 産地直送グルメギフト(松阪牛・近江牛など) |
| 3位 | 6,000円 | QUOカード+ゴルフティーセット |
| 4位 | 5,000円 | 地ビール・クラフトビールセット |
| 5位 | 4,000円 | コーヒーギフトセット |
| ブービー賞 | 1,000円 | お菓子詰め合わせ+おもしろゴルフグッズ |
| ニアピン賞×2 | 2,000円×2=4,000円 | ゴルフボール1スリーブ |
| ドラコン賞×2 | 2,000円×2=4,000円 | ゴルフティーセット+マーカー |
| 参加賞×残り全員 | 500円×14人=7,000円 | ロングティーセット お菓子詰め合わせ(個包装) |
| 合計 | 54,000円 |
参加費にプレー費が含まれている場合
ゴルフ場によっては「コンペパック」としてプレー費・飲食費がセットになっていることがあります。この場合、参加費からパック料金を引いた残りがそのまま景品予算です。
例:参加費18,000円 − コンペパック15,000円 = 3,000円/人
3,000円 × 20人 = 60,000円が景品予算
参加費の相場から見た景品予算の目安
「そもそも参加費はいくらに設定すればいいの?」という方のために、一般的な社内コンペの相場を紹介します。
参加費の一般的な相場
| プレー費の目安 | 参加費の目安 | 景品予算率(目安) |
|---|---|---|
| 8,000円〜10,000円 | 12,000円〜15,000円 | 参加費の20〜30% |
| 10,000円〜15,000円 | 15,000円〜20,000円 | 参加費の20〜30% |
| 15,000円〜20,000円 | 20,000円〜25,000円 | 参加費の15〜25% |
景品予算は参加費の20〜30%が一般的な目安です。高すぎると飲食が貧相になり、低すぎると景品がしょぼく見えます。
参加費=景品代の場合もある
初めて開催するゴルフコンペではない場合、「プレー代とは別に参加費は〇〇円です」といった決まりがあることもあります。
その場合は参加人数が分かれば景品の予算が分かります。
例:プレー代13,000円
参加費3,000円 ← ここが固定になっているパターンもある
3,000円 × 20人 = 60,000円が景品予算
よくある予算の失敗パターンと対策
失敗1:参加賞を全員分用意して予算が消える
参加者全員に1,000円のQUOカードを配ると、20人で20,000円。少ない景品予算ではこれだけで大部分を使ってしまいます。参加賞を500円程度に抑えるか、入賞者以外に参加賞として人数を限定するのが対策です。
失敗2:送料を計算に入れ忘れる
Amazonや楽天で景品を購入する際、送料が別途かかる場合があります。特に大型商品やクール便対応商品は送料が高くなりがちです。Prime会員でない場合は、送料込みの価格で予算を組みましょう。
失敗3:のし紙・ラッピング代を忘れる
景品のラッピングやのし紙は、自分で用意すると意外に手間とコストがかかります。購入時にギフト対応のショップを選ぶか、100均でまとめ買いするなどの工夫で対応できます。
まとめ
景品予算の計算は「参加費総額 − (プレー費+飲食費+雑費)」のシンプルな引き算です。この計算を最初にやっておけば、「予算が足りない!」というパニックを防げます。
予算が決まったら、次は具体的な景品選びに進みましょう。

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